繊維から繊維へ ケミカルリサイクルポリエステル糸 RENU®️

2022.11.09

ケミカルリサイクル サステイナブル 新製品情報 新素材

再生100%のポリエステルファブリック「Thousand サウザン」は、原料の72%をペットボトル由来のポリエステル、28%をケミカルリサイクルのポリステル「RENU®️」にバージョンアップしました。新色が追加され8色展開となります。

また、「Longchamp ロンシャン」「Bisca ビスカ」にもRENU®️の使用を決定し、商品展開を広げています。

繊維から繊維へリサイクル -RENU®️-

RENU®️は未使用繊維や端材、回収したアパレルなどをもう一度新しいポリエステルに生まれ変わらせるシステムです。

・大量廃棄される繊維をなるべく減らしたい

・環境負荷を軽減させたい

・未来のファッション産業や繊維産業を変えること を目的としています。

森傳では、インテリア業界で初めてRENU®️を使用した椅子張生地を発表します。
RENU®️ Projectに参画し、森傳から排出した裁断端材を回収しています。
RENU®️ Projectブランドサイト


サーキュラーエコノミー  "できるところから始めます そして 続けます"

ケミカルリサイクルポリエステルとは、繊維から繊維へ再生するサーキュラーエコノミーによって作られています。

アパレルは市場から古着回収され、家具は製造工程で出る端材など
今まで捨てていたポリエステルファブリックを回収します。
分別されたポリエステル生地は細かくカットされ分解、再重合を経て分子レベルまでバラバラにされます。
この工程では染料なども取り除かれ、純粋なポリエステル樹脂のみが残ります。
その後、溶融されペットレジンとなり、糸が生成される原材料になります。
そしてその糸を使って新たに生地が生産され製品になります。

森傳では、「Thousand サウザン」「Longchamp ロンシャン」「Bisca ビスカ」の原材料の一部にRENU®️を使用しています。