【オーガニックコットン】
オーガニックコットンとは有機農法の理念によって育てられたコットンの事を言います。化学薬品や化学肥料を使用せず、遺伝子組み換え種を排除し、人権の尊重と栽培時の環境汚染を最小限にする事を目的に作られています。オーガ ニック繊維は生産から製造まで認証機関によって厳しく管理され、フェアトレー ドで取引されています。 スペロは肌さわりの良いモール糸にオーガニックコットンを使用しています。 素材そのものの風合いをお楽しみ頂けるように、無染色で仕上げました。
Spero・スペロ
厳しく管理され認証を受けた無染色のオーガニックコットンと環境に優しいヘンプ麻を使用したサステイナブルなファブリックです。
タテ糸には原着ポリエステルを使用しています。
- 原着50% オーガニックコットン32%
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- 特徴
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環境に配慮した素材
【ヘンプ麻】
ヘンプは害虫に強く、化学肥料や農薬を必要とせず育つことから、新たな天然素材として注目されています。成長も早く、二酸化炭素の吸収と酸素の排出量が最も多い植物と言われており、輪作が可能のため大規模な単一栽培による環境負荷の増大がありません。日本では古来から痩せた土地を改良するために植えられおり、医療、建築、神事などにも多く使用されていました。現在では、降水量が少ない国の砂漠化を防ぐため栽培され緑地化にも活用されています。
ヘンプの糸は他の素材と比較すると紡績が難しく、現在では大量生産が難しい素材ですが、サステイナブルな素材として注目されています。【原着ポリエステル】
原着ポリエステルは、原材料のポリエステルを溶かす際に顔料や染料を加えて 着色します。染色工程がないため、一般的なポリエステルの製造工程と比較し て水使用量 *、エネルギー消費量、二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。 スペロでは意匠性と椅子張生地としての強度を保つため、3 色の原着糸を組合せ 使用しています。
* 一般的な染色工程では、一反 (約 30 kg) の生地を染めるのに約 3,900ℓ=2ℓペットボトル 1,950 本相当の水を使用し排出します。
- 使用イメージ
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