【原着ポリエステル糸】
椅子張り生地やパネルクロスなどの資材用ファブリックは、必要とされる品質や作業性を保つため、ポリエステルは欠かせない原料です。
しかしポリエステルは意匠性や強度に優れた繊維である一方、製造工程で多くの工業用水やエネルギーを使用します。特に染色工程では大量の水を使い、化学薬品や染料も排出されるため、水使用量の抑制が重要です。その解決策の一つとして挙げられるのが「原着」ポリエステルです。
原着ポリエステルとは、原料のポリエステルペレットを溶かして繊維にする際に、顔料や染料を加えて着色するポリエステルのことを言います。原着ポリエステルは染色工程がないため、一般的な工程と比較して水使用量、エネルギー消費量、CO2排出量を大幅に削減できます。
また原料に色素を直接練り込んでいるため、アウトドアや日当たりの良い室内での使用や消毒など、染色堅牢度に優れたファブリックを求められる場合にも適しています。
Flow・フロー
タテヨコにスラブ糸がミックスするような表情をジャカードファブリックで表現しました。
ブラックミックスのテクスチャーはシャープな雰囲気で張り映えをサポートします。
- 原着20%
-
- 特徴
-
環境に配慮した素材
- 使用イメージ
-